設計製図演習では2階建木造住宅の製図から入りますが、構造の理解のために毎年、構造模型をグループで製作します。
6人のグループで共同でつくります。この作業を通して、お互いの性格や技術レベルを知ることができ、ぐっと親しくなっていいですね。
この日が最終日、追い込みです。どのグループも真剣。
ひたすら材を切る人、組み立てる人、チェックをする人、指示を出す人、それぞれ向き不向きが見えてきます。おおよそ、そのまま職人になる人、現場監督向きの人、設計向き、というふうに将来の姿が透けてきます。
模型を作りながら、それぞれの部材の名前を覚えてもらいます。
一人一人、部材名テストを受け、できなければ、グループ全員から減点されるので、みんな必死になって覚えます。
全員がテストに合格してピース!
真剣な表情もいいけれども、やっぱり微笑んでいるのがいいね。
翌日、みんな出来上がっていました。お疲れさまでした。
次回からはこれを構造図で表現していきます。しっかり理解してください。
(さの/中田)