京北森林組合倉庫チームの後半は2つのチームに分かれて作業しています。
1は学校の近所の路地町家4棟の小解体作業 by施工管理組 ただし午前中はみんなで作業
2は長岡京市の農家さんの小屋に庇屋根を制作する by大工組
まず2の方から紹介しましょう。
京北ではこのチームはほとんど大工らしい刻み加工をしていなかったので、ちょっと刻みの練習を。
端材を用いて金輪継の練習。2日ほどで1組をつくる。手前から1つ目、次が2つ目、向こうが3つ目。繰り返しつくることでだんだん要領を覚えて速く、上手くなっていく、はず、、なのだが。
さて、これが敷地だ。農家さんはミニユンボも持っていて、自分で整地してしまう。
簡単なスケッチで設計を進める。既存の手前側の庇に接続させるということで、片方は土台と柱、片方は既存小屋の壁面に付けることになる。
土間コンクリートを打ってもらう。ボルトも仕込む。そこにスーパーハウスを設置。この小屋とハウスとの間に庇屋根を渡すというミッションだ。
図面に描いてみる。貫でぐらつきを留める。これで木材の加工に入る。
土台、桁の継ぎ手から。ただし、金輪継ではなく、鎌継ぎ。
2月13日、やっと1軸組み上がった。週末の卒業制作展にこれだけでも出さなくてはね。
おつかれさま。
(SANO)