いよいよ油を塗ってベンガラを抑えます。この格子の家も今日で最後かな？
福井棟梁自らも油塗り。油は亜麻仁油（山中油店製）。分厚く塗って垂れないように刷毛でよく伸ばすように指示しています。厚塗りは光って品がないですからね。油を塗ると、濡れ色になって、色が映えますね。
入り口扉はラッカーが塗装されていますので、腰の板をはめ直し、ラッカーを落としてサンダーをかけ、木の地の色を出してやはり油を塗ってあげましょう。ぐっとよくなると思います。
この日、知人がフランス人建築家を連れて来ましたので、早速、現場を案内。２畳しかないミセの間を興味深そうに見ておりました。
翌日、通りかかった折に写真を。なかなかいいですね。黒、赤、黄と並んで街が元気になったような気がします。
（さの）