東山五条町家改修−8 トイレ棟建て方前編  9月〜10月

お久しぶり、建築科2年生の卒業制作ゼミ東山五条町家改修の報告です。

前回が夏のトイレ棟の刻みでした。

2023年年明けの現在は土壁塗りをしています。

そこまでの経過報告をしておきましょう。

これは9月8日、トイレ棟の仮組をしているところです。

9月24日、いよいよ町家の裏側の庇のトタン屋根を剥がし、既存の梁を解体します。

腐朽やシロアリの被害がずいぶんひどい状況なので、解体撤去します。

で、トイレよりも先に庇の骨組みを建てなくてはなりません。桁と柱を刻んでいます。

一方でトイレ棟の柱の基礎となる石を据えていきます。

10月に建て方をしました。

桁が既存の建物に差し込みとなるので、その部分の柱の根継ぎを先にします。

ずいぶん柱の脚元が腐って下がってしまっているので、ジャッキアップします。

それで桁の高さが決まり、それに合わせて柱の高さを決めていきます。

基礎石の高さが決まっているので、柱の長さを取って合わせて、やっと立てることになります。

トイレ棟の建て方風景

貫を入れていきます。

既存の庇の桁と絡むところが最も難しいところです。

トイレ側の桁と庇の桁とを結ぶ束が見事に入りました。Iwadare君のやったぜという表情です。

ちょうどその頃は学園祭の堀川茶室の建設が重なっていました。

こちらもなかなかたいへんな工事です。

後編では11月12月の屋根工事、土壁下地竹小舞作業などを紹介します。

(Sano)

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