古墳小屋−14 建具をこしらえる 壁を塗る 9月の作業から

古墳公園竹林小屋は8月末から9月いっぱいまでいよいよ仕上げの段階に。

8月後半、健吾君が畳寄せ、床の間の床板を道端君が仕込んでいます。なかなか上手に出来ました。

8月最後の土曜日、縁側担当の道端君が縁板を仕込んでいます。柱の癖を取るのがたいへん。でも、夕方にはきれいにできました。拍手!

この日は一般の方たちも壁塗りに参加してくれました。かわいい子どもたちも塗りたいとやってきました。

「思ったよりも重い〜。塗るの大変だけど面白かった!」 ありがとう。

板戸やガラスをはめたドア、襖障子を拵えます。

これは縁側の板戸を製作しているところ。2枚ホゾで枠を組み、間に7本の桟をホゾ差しにします。板を受ける7本の桟の内の3本を抜きホゾにして楔で留め付けます。

襖障子を拵え、建て付け具合を見る橘君。この格子桟に紙を張ります。

タケル君の開戸が取り付きました。いい感じです。

道端君の両引き板戸が出来上がりました。very good!

健吾君の難しい玄関吊り戸も何とかつきました。

土壁塗りはさのがやっています。9月も終わり頃、床間を塗って、ようやく4畳半の壁塗りが終わりました。

最後は犬走りと雨落ちです。縁石に割栗石を並べています。

犬走りと雨落ちに粒径の異なる砂利を敷いて、こんな感じに仕上がりました。

道端君が下地窓の掛け障子を拵えてくれました。竹を割って竹釘をつくり、留めています。これでこの部屋の内装はほぼ出来上がりました。後は畳が入って仕上がります。ありがとう。

この後、錠を付け、これまでの道具を片付けて周りはすっかりきれいになりました。10月16日のお披露目セレモニーを待ちます。

おつかれさま。

(さの)

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