15、16の土日、いよいよ網代張り本番の日になりました。大勢の橘大学の土井先生のゼミの方たちが来てくださってます。学校からは3名が参加です。
まずは入り口のある南側の一列を狂いなく張ります。その後、三角の隙間に合わせて板を切って貼っていきます。
お昼までにちょっとしかできず、これはまずいぞという空気が。でも、午後になって大分慣れてきて、いい調子になって来ました。
3時過ぎのお茶の時間に、予定されていたさの先生の林業や山の話を伺いました。木材価格が下がり、戦後に植え、伐り頃にまで育っている杉檜を伐採し、そのあとの山の手入れをする費用が出ないこと、人々の意識が都会文化にばかり集中し、山林に向かないでいること、今日の木造の家づくりでもほとんど外国産の木材を用いていることなど、構造的な問題があまりに大きく、どこから手をつけていいのかわからないくらい。こうして少しでも多くの人が地域材を使い、意識することから始めたいということでした。
土曜日は5時に終わらず、7時頃までかかってようやく半分ラインまで到達しました。
翌16日日曜日、橘大学の学生さんたちがさらに多く参加してくれました。どんどん進みます。
色の違う板を混ぜて配る人、それを並べて合わせる人、OKであればボンド塗り係に回して、貼り付ける人、仮釘を打つ人。こうした分業が出来上がりました。
今日の私はもっぱら隅に入る材を切る係です。
ようやくエンドライン近くまで来ました。もう一息です。
こんな感じになりました。
日が暮れる前にひとまず終了。一人一人感想を述べ合いました。
この後、専門学校チームで最後に残った三角部分を切って張りました。
また8時過ぎまでかかってしまいましたね。でも達成感いっぱいです。
みなさんお疲れさまでした。(NF)