9月4日、5日と京北倉庫の壁塗り作業。4日は午前中の授業で土壁の耐力実験を行って午後から学生たちと京北に。初めての子もいたが、なんとか塗れたかな。1人では土を練って塗るのは1スパンが精一杯だが、学生たちが塗ってくれると2スパンは進むので、ありがたい。
5日は学生たちは授業の日なので、1人で午後から壁塗りに。下塗りが乾いた壁をひとりでのんびり塗る。ひとりで塗ると集中できるので速いし、あまり疲れない。小さな2スパンが塗れた。次は土曜日だな。
9月7日学校のオープンキャンパスと面接の後から京北に。2年生と1年生の4人が壁塗りに応援で来てくれました。みんなゆっくり。でも丁寧に塗ってくれました。
始めたのが遅かったこともあって、終わる頃にはずいぶん暗くなってました。陽も短くなりました。
あたりはすっかり暗くなって、街灯に浮かび上がる倉庫がいい感じです。
おそくまで頑張ってくれてありがとう。おつかれさま。
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9月8日は磯村さんが手伝いに来てくれるというので、壁塗りに。
ものづくりが好きという磯村さん、最近は忙しくてややストレスが溜まって、壁塗りしたいと。そう、土壁を塗っていると、集中するので、ほかのことは考えずに済み、なにかいいのだ。
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9月11日今日は月曜日振替授業で学生たちは京北に来れず、一人で壁塗りの残りをやる。助っ人もなし。さっさとやる。早めに終わる。左官道具一式片付ける。写真を撮る。壁の乾き具合で色のグラデーションが面白い。福知山の土はあまりに粘土っ気が強く、いつもの倍近い篩い砂を混ぜるせいか、乾いた色はあまり面白くない。最初の試し塗りでは砂は控えめなので、土の黄色味が浮いてそれはそれで好ましい。青っぽい濡れ色もいいが、乾く途中の茶色がかった深緑色がなかなかの味わい。墨でも混ぜてこんな色合いを出せないかなあ。
分電盤ボックスの製作にとりかかる。久しぶりの大工仕事。暗くなった頃に枠下地が出来上がる。
明日は続きで枠を拵え、板を打ち、扉も拵えたい。