新年あけましておめでとうございます。
学校の母体でもある京都建築工業協同組合の大工さんたちが参加している京都番匠保存会で毎年お正月2日に行われている釿始め(ちょうなはじめ)儀式。宮大工さんの儀式です。建築の神様とされる聖徳太子ゆかりの広隆寺、上宮王院前にて行われます。
10時に始まります。朝日を背に受けてまばゆい中、行進します。
重たい柱材を担いで門から本堂に当たる上宮王院に向かいます。
儀式は墨付け、釿、槍鉋と続きます。
最後に保存会で木遣り音頭を歌います。終わって配られるおすそ分けのお餅をいただくのが楽しみです。毎年、このお餅でお雑煮をいただくのですよ。
メキシコ大学のベレニセ先生親子も見に来てくれました。卒業生のK君がお餅をとっておいてくれました。ありがとう。
今年は天気もよく日差しが暖かでしたが、風は冷たくて、身も気分も引き締まりました。
みなさん、本年もよろしくです!
(さの)