木造住宅の設計作品発表−2 プレゼン+採点   9月17日

いよいよプレゼンと全員による採点会です。評価は住宅の計画、デザイン、図面、模型、プレゼン、加えて街並み評価の60点でつけられます。

6戸からなる8つの街並みグループごとに発表があります。

これは「和風の家」グループ。きっちり揃えるのではなく、いろんなタイプの家が街並みを構成していて、好評でした。

こちらは石州瓦を載せようというグループ。壁も白で統一されていて、建売住宅が並ぶ景観になるかというと、なっていませんね。パチパチ。

石州瓦と似ているけれども、洋風の街並みグループ。

午後から入選作品の発表。これはきっちり図面をまとめてくれたSakataくん。室内環境への配慮がよくできています。

伝統和風の空間構成をよく取り入れたIwadareくん。模型が綺麗です。庭はもうちょっとなんとかしよう。

意外によかったMicchiiくん。やるじゃん。こういう複合で設計するのはいつも有効です。

ガルバリウムで包んだスタイリッシュな住宅に挑戦してくれたMurayamaさん。もっと思いっきりやってもよかったんじゃないかなあ。

発想は悪くないけれども、茅葺の家をもっと広い庭に置いて欲しかったな。2棟のひびきあいも検討の余地あり。

発表風景。

プレゼンです。

レンダリングソフトを用いて見事にやってくれていますね。

今年のグランプリに選ばれたAritaくんの作品でした。思い切った片流れの空間を存分に楽しんでくれています。もうすこし緩やかな傾斜で二階を上に出してもよかったかなと思いました。入り口の壁が突っ込んでいくところなど、面白いです。どんどんいろんな可能性をぶつけてみてほしいです。

ここに挙げていないけれども、他にもたくさんの面白い住宅が数ありました。みなさん、これで終わりにしないで、まだ先がありますので、もっと練り上げていく努力を持って臨んでください。

お疲れ様でした。(SANO)