オープンキャンパス+木工教室から 4月8日

今年度最初のオープンキャンパスは木工教室!

いつもと同じように学校で授業や設計製図の話をして、よしやまちの町家に移動、

軽めに済ませて、作業場に行き、木工教室です。

これが今回のタスク。わかりやすくスケッチで描いてみました。

渡りあごという伝統の仕口。上と下、2人で組になってやってもらいます。

1年の木工基礎実習でも全員にやっています。

「僕たちの時もこんな風に丁寧に示してくれたらよかったのに。」

「いやいや、図面から読み取る力をつけて欲しいんだよ。」

「なるほど、そうかも。」

すぐに納得する新2年生たちでした。

まずは墨付けの練習をして、一度、のこぎりで切ってもらいます。

その様子を見て、簡単な上木と難しい下木の担当を決めます。

本番の渡りあごの墨付け、手本はツルタ君。みんなの注目を浴びます。

墨をつけたら、ノコギリを入れて、ノミで彫っていきます。

ツルタ君とペアになった女子さんとの合作。gooood!

最後の講評風景です。ゆるゆるになったチームが半分。墨の線を切り落とすと、ゆるくなってしまいますので、細い鉛筆の線を半分残すつもりで切ってくださいね。(最初からそんなの無理ムリ。)でも、みなさん、上手だと思いました。

みんなが大工になるわけではないにしても、木に触れること、木を加工する苦労と喜びを知ってもらうことが、木で家をつくる第一歩なんだと実感して欲しい。心を込めて丁寧にね。みなさん、お疲れ様でした。(さの)

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