先生たちの住宅設計見学2題 波多野崇 1/23 & 高橋勝 2/11  

建築概論授業で設計についてお話いただいた波多野崇先生の北区の住宅が完成、1月23日、見学会に行ってきました。

模型(s=1/50) が展示されていました。木造2階建てで1階がLDKと水回り。2階に主寝室と子ども室。中央に大きな吹き抜けがあります。

 

大きな吹き抜けの向こう明るい南庭に面してキッチン、ダイニングが見えています。玄関の正面に見えた清々しい階段から伸びた本棚付きの通路が下からの眺めに応えてくれます。とても美しい見上げですね。

  

2階の子ども室から見える吹き抜け風景です。

子ども室にある模型と図面を見る学生たち。

 

子ども室の吹き抜け側の障子がこんな風に納まっていました。実に細かいところまでデザイナーの目が行き届いています。吹き抜けの天井は合板仕上げ。実にスッキリ美しい天井ですね。

中央が波多野さん、左側が高橋さん。高橋さんの設計された住宅は2月に見学会が予定されています。

波多野さん、ありがとうございました。

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高橋勝先生設計の下鴨の家見学会 2月11日 から

本校卒業の高橋勝さんは建築科1年の設計製図を指導してくれています。授業の中で説明があったこの住宅を見たいと、1年生たちと一緒に見学に来ています。

下鴨の住宅地に頬杖で支えられ交差点に大きく張り出したバルコニーの家です。なんとまあ目立つこと!

前回の波多野さんの設計された住宅と同じ嵯峨の竹内工務店の施工になります。

 

1階にコンパクトな子ども室と半地下の主寝室、2階に大きな空間のLDKとロフト。波多野さんの家と同様、とても開放的な家ですが、見た目は対照的に構造部材が賑やかですね。あちこちに楽しい空間ができていて、子どもたちが歓声上げて走り回る風景が見えてきそうです。

学生たちのお気に入りのバルコニーと、木製の横ルーバー。「ここ、鳩たちのベッド!」

階段室にもちょっとしたコーナーが。壁はブルーグレイ塗装、木のオレンジ色の補色に当たる。いい取り合わせ。

図面を眺める学生たち。「あ〜、ここ、こうなっているんだ。」 いつの間にか図面で理解できるようになっているんだね。

大人気の高橋先生と一緒に記念写真です。来年から高橋先生は夜間の指導になります。卒業設計の指導をよろしくです。

ありがとうございました。

(さの)