木匠塾@京北合併記念の森 小屋のデッキ製作−3 9月17日

京北の合併記念の森の小屋デッキ製作は、2020年に間伐した丸太を2021年製材し、その材で小屋デッキを作るという京都府林材建青年会議所の3年かけた一連のイベントです。その最終日が9月17日。台風14号の影響でイヤな風が吹いていますが、雨は降らずに済みました。

10時に全員集合。学校のここまでの作業を頑張って来たメンバー9名が参加、総勢25人です。

学生たちで作った土台組に板を張ります。指導は林材建の副会長、大工の大下さんです。

ポーチ土台も9月11日にこしらえたアンカー基礎のボルト締めをしました。

半分以上出来上がったところでお昼のBBQ。林、材メンバーの皆さんが準備してくれました。とても美味しかったです。ご馳走様でした。

作業再開。ポーチ側は下の段の柱に5分入れの溝を掘って奥の板を納めるというちょっと高度な作業です。

デッキ側は前端の板を決め、板の位置調整をしながら留めていきます。切り口に防腐剤を塗る塗装担当のKengoくんが今日も大活躍!

ほどなく完成!ここまでよく頑張ってくれた生徒たちに拍手です。(バイクのOgata君が雨の前に先に帰っています)。その後、全員で記念写真。

最後のミーティング。3年間この企画を進めていただいた伊藤会長の挨拶。来年からはどうしましょうね?

建築組合青年部長の大下さんから学生たちへの労いの言葉。皆さんお疲れさまでした。

山のヌシ塔下さんに奥で建設中の「工芸の森」を案内してもらいました。メインはここに植えて育てている漆の木から採れる漆で京北の木を素材とした器を創ります。かつて杉やヒノキの植林しか目になかったこの里山の多様性をあらためて眺め、それをどう生かしていくか、まさに21世紀のチャレンジとなります。学校でもお手伝いしていきたいですね。

(さの)