古墳小屋2022−4 基礎石を据える 3月3日

3月3日 ほぼ基礎コンクリートが打ち終わり、埋め戻し作業をします。掘った土が踏み固められていてなかなか掘れず、また一苦労です。

その間に、基礎の芯墨をつけ、石を据えます。石は300角の御影石を買いましたが、安価なものを購入したら、厚みが60〜90ほどでばらばら。道理で安いはずですね。

通り芯の糸から下げ降りや水準器で柱の芯を出し、そこに石の芯を合わせます。モルタルを練って石を置きますが、水の少ないパサモルを山に盛って、石を抑えたりゴムハンマーで叩いたりして所定のレベルに合わせます。誤差は2mmまでに抑えてください。

どうにか石を据えられましたが、まだ3つ残ってますね。次回になります。

3月7日、向日市文化財保護課の方たちのご協力で材を現地に運ぶことができました。ありがとうございました。

残りの石を据えて、遣り方を撤去します。

レーザーで石のレベルをきちんと測り直し、芯墨をとり直します。基礎石は石の厚みが大きいところだけ1cmほど高くなっています。

石のレベルのズレに合わせて柱の長さを調整します。

これで準備ができました。3月10日に建て方を行うことにします。それまでに貫の調整と、柱の隅をカンナ掛けして落としてもらいます。建て方をする日に佐野は沖縄でいません。1年生たちで頑張ってくださいね。中田先生に監督をお願いしてあります。

(さの)

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