テキサス大学学生たちの竹林セミナー6 竹林に憩いの場をつくる  7月4日〜8日

てテキサス大学の一行は3日、物集女竹林にて竹切り作業。竹林で活動している寺崎さんに指導してもらったようだ。

竹屋根を受ける梁の竹6本とその他10本ほどが切られていた。

7月4日、さっそく敷地に行き、柱となる6本の竹を確認、憩いの畳床の高さを仮に竹で決める。屋根勾配と高さのスタディをブルーシートで行った。

Michelleのスケッチに従って、屋根は見たい方向に向かって降りてくる普通の向きとは逆に上がる方向に決められた。山の斜面に沿って視線を上に上げていくということのようである。なるほど。正面に立てるという細い竹の斜め格子はやはり背面に立てられることになった。

次に、竹屋根を受ける梁となる竹に仕口をつくる。位置と向き、竹の丸みを拾って墨を付け、鋸で切り目を入れてノミで削る。さっさと加工をしてくれた。

みんな暑い中、ずいぶん汗をかいたので、水分補給と休憩のティータイム。午後に来てくれていた寺崎さんが帰り、西田さんが見えた。祇園祭の写真を見せて説明してくれた。みんな祇園祭には行くんだよと。

ティータイムの後、梁を取り付ける。Michelle が見守る中、縄で仮に固定する。ちょうど柱の間と同じほどの高さになった。今日はここまで。次回月曜日に残りの2箇所の梁を据え付け、竹屋根の製作にとりかかろう。

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7月8日、京都市内は36度だったけれども、竹林の中はいくぶん涼しい。でも湿度がすごいので、汗びっしょり。その分いっぱい水分補給。アメリカの若者たちは元気いっぱいだ。ドリルビットが短く、ボルトを通すのがなかなか難しく、幾度もやり直す。

 

竹屋根の竹を割る仕方を教えてみました。これを30本つくるんだよ。「ひぇーっ!」

とにかく暑くて汗びっしょり。水分補給もかねてティーブレイク。

こんな感じで竹梁が取り付けられました。

梅雨シーズンの最中での作業はほんとにたいへん。雨予報で作業を回避し、スケッチをしてもらう日も。セミナーはあと2週間しかない。がんばりましょう!

(さの)