テキサス大学の5人の若者たちの2ヶ月のインターンシップのプレゼンテーションをよしやまち町家にて行いました。
今日で前期試験が終わった建築専門学校の生徒たちと彼らにプレゼンの技法を指導したというテキサス大学のビル先生も同席です。彼らがどんな学びをしたのか、どうプレゼンするのか、楽しみ。
彼らは大学では建築工学、建築設計、土木工学、環境工学などを学んでいる。ある人の紹介により、さのが指導することになったのだが、せっかく日本に来たので、日本の自然や日本人の自然観を学んでもらおうと、竹林をフィールドに選んだ。そこで何かつくろうと。
彼らのプレゼンPDFからいくつかを紹介しよう。
1 テーマ設定:竹林コミュニティ 竹林の自然とともにあること
2 スタディ: 町家を知る お茶席体験 禅寺の庭を見る
3 竹を知る: 素材としての竹の扱い お気に入りの場所探し
4 休憩所を建設する場所を決める
5 休憩所を制作する
6 竹林での体験の中から生まれたデザイン
7 パース
8 技術的な問題とその解決 伝統の構造、竹の加工方法を学ぶ
9 竹林で得たものをデザインに組み込むことで
環境への影響を最小限に抑えることができる
10 コミュニティの人たちを巻き込むことで本当の喜びが生れる
コミュニティとの交流 お披露目茶会
素晴らしいプレゼンテーションに京都建築専門学校の学生たちも感心。プレゼン作成の指導をしてくれたビル先生も喜んでくれました。
食事をしながら交流会。学校の生徒たちからのコメントや感想などで盛り上がりは、ほぼ同じくらいの年齢同士ならではのもの。とてもいい雰囲気の会となった。みんなありがとう。
テキサス大学のみなさん、2ヶ月間のセミナーおつかれさま。とても素直で優秀かつ思いやりのあるメンバーと一緒に活動できて嬉しかった。受け入れ機関でお世話いただいた池本さんにも心からお礼と拍手を。
(さの)