2024年9月14日、お茶部の建築科学生4名と茶道のご指導をいただいている松田先生、教職員2名(吉田先生、筆者)の計7名で裏千家学園茶道専門学校の観月茶会に参加いたしました。
裏千家学園茶道専門学校の観月茶会は、京都市内にある高校・大学等の部活動で茶道をたしなむ学生同士が秋の風情を共に楽しむ目的で毎年開催されております。
毎年趣向を変えて開催されており、今年の薄茶席では初秋の風情を感じられるような稲穂の意匠を取り入れた茶碗や棗(なつめ)を使用されて学園生がお点前を披露されました。
本席の床の掛け軸は「長安一片月」と書かれており鵬雲斎大宗匠(千玄室)筆です。
床もお月見を感じさせる風格を持って居りました。
お道具
お菓子
3階の大広間では抹茶の製造工程を紹介する席も設けられており、お茶をひく体験もできました。
試飲もいたしました^^。
校舎は本法寺に隣接しており、3階大広間の窓からは電線を地中化し修景された小川通り展望する事ができます。
これは毎年訪問するたびに思うことですが、とても良い立地にある恵まれた学校だと思います。
市内の喧騒を忘れる事のできるひと時を提供くださった、裏千家学園茶道専門学校の学生諸氏・教職員の皆様にお礼申し上げます。(井上)
(※写真は全て裏千家学園茶道専門学校によるご厚意の提供です)