あけましておめでとうございます。
毎年、お正月の2日には、番匠保存会による太秦広隆寺の太子堂前で行われる釿(ちょうな)始めの儀式に参ります。
番匠というのは昔の御所などの建物の造営に関わる工匠を指す語で、次第に大工を指す言葉になって行きます。
この年の大工工事の無病息災、無事を祈念して行われており、大勢の観客が鑑賞にまいります。
儀式は墨付け、釿はつり、槍がんなと続き、番匠たちによる木遣り音頭で終わります。写真は棟梁による釿はつり。
番匠保存会の皆さん。学校の役員さんたちも唄っています。雪が舞う日もありますが、本日は割合暖かでよかったです。
儀式が終わると、お供えのお餅のおすそ分けをいただき、家に持ち帰ってお雑煮にします。
番匠保存会の皆さま、お疲れさまでした。
(さの)