番匠保存会による「釿(ちょうな)始め」儀式@広隆寺 1月2日

京都の新年を迎える行事はいくつもあるのですが、私たち建築に関する大事な行事として、番匠保存会によって行われる「釿始めの儀」があります。

10時に始まり、笛、笙などの音楽を伴って進行します。

まずは材に墨を打ちます。

続いて釿(ちょうな)でハツリが入れられます。儀式ですが、格好だけでなく、ちゃんとハツってます。

次に槍がんなで削られ、その後に木遣り音頭が唄われて儀式が終わります。儀式を見学した方には保存会の方からお餅が配られ、それを家に持ち帰ってお雑煮にしていただきます。毎年、この儀式で引き締まった空気を味わいながら新年をお迎えする、オススメですよ。(さの)

*番匠というのは中世以前からの歴史があるのですが、高度な建築工事を司る職人を指して言いますが、そこから大工という名称も出てきます。番匠保存会は番匠の技術を保存するというよりも、兼ねてから知られた番匠儀式を保存する目的で結成された会です。学園の母体である建築組合の方々が多く参加されています。学校を卒業された方もどうぞ参加してみてはいかがでしょうか。