中川木匠塾・モリスガ大和塀(学生レポート)

中川木匠塾 モリスガ大和塀

モリスガ大和塀のリーダーを担当したOkadaです。今回は自分も含めて5人で作業しました。

1日目は元々あった塀の解体、基礎の準備をしつつ大和塀の設計をしました。作業前にモリスガの棟梁である吉村さんの説明をもとに進めていきます。

設計はのYamasita くんとUtumiさんにやってもらいました。2人ともCADを使い図面を描いていますが、柱の間隔が均等ではないため難航中。

基礎は地盤が固くこちらも難航。ここはパワーがあるIwasita くんに頑張ってもらいました。その間に基礎の型枠を作り1日目は終了。

2日目はコンクリートを練り打ち込みます。ここでIwadare先輩が合流。先輩の指導のもと支柱を建てます。

これで支柱ができたので板の加工を始めます。丸鋸を使用するのは初めて。吉村さんの指導のもと自分とIziri くんで材を切ります。簡単に見えて意外と疲れます。途中からは他のメンバーも加わりローテーションしながら進めます。それにしても暑い。

午後は切った材から焼いていきます。本来、焼杉は三角形に組んで3枚一緒に焼くのですが、ここは万が一のことを考えバーナーで焼いていきます。本間先生が買った火炎放射器で一気に終わらせる予定がまさかの不発。みんなで少しずつ焼くことに‥

作業後は土砂降り。夕飯は雨が止むまでお預けです。

3日目は午後から休みのためみんなやる気!
この日はとにかく焼いて洗うの繰り返し。
で、今日の作業は終了。残りは明日と思っていましたが、午後は自分と奥で作業していた先輩方も手伝ってくださり残りの板も終了。先輩方には感謝です。

4日目は焼いた杉を洗う作業と貫の組み立てをやりました。いよいよ形になってきました!

ここで本間先生の火炎放射器、再挑戦!結果は成功。ですが、焼くものはほとんど終わっていたためもう少し早く欲しかった‥

5日目。いよいよ最終日です。今日は一気に組み立てます。貫に板の貼る場所を墨付けしていきます。それに合わせて鉄砲(釘打ち機)で焼杉の板をつけていきます。

お陰様で手は真っ黒です。

最後に支柱の上に木を置いて合宿での作業は終了です。いい感じに仕上がりました。残りは棟木と笠木、野地板を貼って板金で仕上げて完成です。残りは宿題。


4日目に一人帰ってしまったため、最終日は4人。お疲れ様でした。
(Okada)

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